膝の痛みの原因とは?

年齢を重ねると、どうしても増えてくるのが膝の痛み。
階段を上がるときに「うっ」と声が出たり、朝起きたら膝がギシギシしてスムーズに立ち上がれなかったり。
ひざ痛のお悩みは、意外と多くの方が抱えています。

私自身、長いこと膝の違和感に悩まされてきました。
でも正直、原因がよくわからない。病院に行くほどでもないかも…そんなふうに放置していたら、気づけば「変形性膝関節症」と診断される直前、というケースだってあるんです。

「最近、こんな症状ありませんか?」
  • 朝イチで立ち上がるとき、膝が痛い
  • 座敷や畳から立ち上がるとき、うまく踏ん張れない
  • 階段の上り下りが昔よりキツい。とくに下りが怖い
  • ウォーキングや軽い運動をすると、膝に違和感が残る


ひとつでも当てはまったら要注意、かも。
膝が痛いと外出もおっくうになるし、気分が沈むし、最悪の場合は将来要介護リスクも高まる。
そんな悪循環に陥らないためにも、「そもそも膝痛ってなんで起こるの?」という根本を、今のうちに確認しておきましょう。

さらに最近は、軟骨の潤いを保つ「プロテオグリカン」という成分が注目されています。
「グルコサミンやコンドロイチンも試したけど効かなかった…」という声もちらほら聞くけど、実はもっと効果的な手段があるのかも。
そんな期待も込めて、ここでは膝痛の原因と、膝ケア成分(特にプロテオグリカン)について、じっくりお話ししますね。

目次

軟骨のすり減りが進むと痛みが起こりやすい

そもそも膝痛の大きな原因のひとつは、軟骨のすり減り。
人間の膝関節は、骨と骨の間に軟骨というクッションがあって、歩いたり座ったりといった動作時の衝撃を和らげてくれます。若いうちはこの軟骨がしっかりしているから、スムーズに動ける。
でも、加齢や長年の負担によって軟骨の弾力が失われていくと、骨同士が直接あたって痛みが走るようになるんですね。

変形性膝関節症とは

とくに、軟骨が酷くすり減って骨が変形し、慢性的な痛みや腫れを伴う状態を「変形性膝関節症」といいます。
年齢とともに誰にでも起こりうる症状。50代後半?60代になると急増すると言われています。
恐ろしいのは、初期段階では「なんか膝がこわばるな」くらいの軽い違和感が主で、気づきにくい点。
放置すると少しずつ進行し、歩くのが困難になってくる。やがて日常生活にも支障をきたすかも…。

軟骨の“潤い”が大事


膝痛の根底には、軟骨のクッション機能低下がある。
軟骨は水分をしっかり抱え込んでいるからこそ、弾力や柔軟性を保ち、骨同士が衝撃を受けにくいよう支えているんです。
でも、その水分保持力が落ちてくると、あっという間に摩擦が増え、痛みが出る。
人によっては「若い頃スポーツをしていた」「立ち仕事が長かった」というケースで膝を酷使し、潤い不足が加速してしまった。
コレ、私も当てはまります。長年、立ち仕事をしていたら、30代後半くらいから膝に違和感を覚えるように…。正直、ショック。

「年齢とともにどうしようもないの?」
実はそこで諦めちゃダメなんですよね。

H2-2:グルコサミン・コンドロイチンだけじゃ足りない?
ひざ痛対策のサプリといえば、昔からグルコサミンやコンドロイチンが定番。
ドラッグストアや通販でも山ほど見かけますし、テレビCMも盛ん。多くの人が飲んだことあるかもしれません。
でも、最近は「あまり効果を感じられなかった」という声も聞かれます。なぜでしょう?

グルコサミンの弱点

グルコサミンは軟骨の材料となる成分で、確かに大切。
ただし、保水力そのものはそこまで強くないと言われています。
材料があっても、軟骨がうまく再生されないと意味が薄い。じっくり時間をかけて摂取しても、「全然変わらない」「もっと高容量を飲むべき?」といった悩みが残りがち。

コンドロイチンは保水力があるけれど…

コンドロイチンは“潤いを保つ”ことで関節をサポートすると言われる成分。
ですが、分子量が大きくて吸収しにくかったり、大量に摂取しないと大した効果が期待できないとも。
実際、何か月飲んでも実感が得られず辞めてしまう方も多いそう。
「そもそも、どのくらいの配合量が必要なの?」がはっきりしない商品もあるから、ユーザーとしては困惑するばかり。

話題の研究:グルコサミンやコンドロイチンは明確な効果がない?

海外の有名医学誌にも「グルコサミンやコンドロイチン単独での膝痛改善効果は、証拠が不十分」とする研究が掲載されたことがあります。
それまで“膝痛=グルコサミンが定番”と思い込んでいた方々が「えっ、じゃあ何がいいの?」と戸惑うきっかけにもなったとか。
この研究結果を鵜呑みにするわけではありませんが、少なくとも“グルコサミンかコンドロイチンだけで十分”とは言い難いのが現状。
私も飲んでいたけど、正直あんまり…。ですね。

プロテオグリカンが注目される理由

そんななか、ここ数年で注目を浴びているのが「プロテオグリカン」
かつては1gで数千万円すると言われるほど高価だった成分ですが、技術の進歩でサプリにも利用しやすくなりました。
グルコサミン・コンドロイチンと何が違うのか。私自身も最初は「どうせ似たような成分でしょ?」と思っていましたが、いろいろ調べてビックリ。

保水力と吸収の良さ

保水力がヒアルロン酸並みかそれ以上

軟骨の大部分は水分。その水分をガッチリ抱え込むのがプロテオグリカン。
弾力が戻ると、衝撃が和らぎやすい→痛みの軽減が期待できる。
加工技術で吸収性を高められる

最近は非変性Ⅱ型コラーゲンとの相性も良いとされ、W配合するサプリが増えつつある。
ヒト臨床でも、グルコサミンだけよりプロテオグリカンのほうが実感が早い例が報告され始めた。

非変性Ⅱ型コラーゲンとのW補給がカギ

軟骨はプロテオグリカン+Ⅱ型コラーゲンで主に構成されているんですって。
特に「非変性」の状態が望ましい理由は、変性していないコラーゲンなら軟骨に近い形で働きやすいから。
グルコサミンとコンドロイチンはあくまで“軟骨のもと”の一部にすぎず、本体であるプロテオグリカン+Ⅱ型コラーゲンをしっかり補うほうが効率が良い、ということ。
NHKでも「プロテオグリカンの保水力が膝関節をサポートする」と特集されたらしく、私も見て「え、もっと早く知りたかった」と思った次第。

H2-4:じゃあ何を選べばいい?


プロテオグリカンやⅡ型コラーゲンが大切だとしても、サプリにはピンキリがあるのが悩ましいところ。
特に「○mg配合」とか「特許製法」など、広告だけ見ても差がわかりにくいですよね。
だからこそ“配合量”と“品質(吸収・安全性)”に注目するのが鉄則。

プロテオグリカンの配合量は10mg以上が目安

軟骨ケアを実感するには最低10mg、場合によっては16mg程度あったほうがいい、と言われています。
微量しか入っていないのに「プロテオグリカン配合!」とアピールしている商品は少なくないので要注意。
実は私も以前、配合量を確認せずに買って失敗した経験あり。あまり効果なかった…。

非変性Ⅱ型コラーゲンも合わせて

W成分でしっかりサポートしたいなら、非変性Ⅱ型コラーゲンの配合量もしっかりチェック。
軟骨が摩耗しているところに、コラーゲンを“変性しないまま”届けられれば、関節の土台を支える確率がぐっと上がるわけです。

続けられるかどうかも重要

1日6粒とか、あまりに多いと飲み忘れしがち。大きすぎて飲みにくい粒も苦痛になりやすい。
せっかくいい成分が入っていても継続できなければ意味がない。
定期購入の縛りや初回価格も考慮して、自分に合ったサプリを選ぶといいですよね。
私は「1日1粒でプロテオグリカン16mg」みたいなラクちんタイプを好みます。やっぱり毎日続けやすいものがいちばん。

特許や臨床試験データがあれば尚良し

プロテオグリカンの抽出法にはいろいろあるらしく、“特許製法で高純度”などと謳っているサプリも存在します。
もしそのメーカーが臨床試験を実施し、具体的なデータを公表していれば、信頼度はぐんと上がるはず。
広告だけではなく、公式サイトや説明書をしっかり確認しましょう。

まとめ


膝痛の原因にはさまざまありますが、多くは“軟骨のクッション機能低下”に起因しています。
そこで昔から言われてきたのが「グルコサミンやコンドロイチンを摂りましょう」でした。
でも実際、「あまり効果が感じられなかった」「長く飲んでも痛みが取れない」という声がいまだに多いのも事実。

じゃあ諦めるしかないの? そう思っていたら、プロテオグリカンが台頭。
ヒアルロン酸並み、またはそれ以上の保水力で、軟骨をうるおわせる。膝をしっかり支えてくれる。
さらに、非変性Ⅱ型コラーゲンと組み合わせれば、軟骨を構成する大事な要素をWで補えるというわけです。

「新しい成分だから、本当に効くのかな」「グルコサミンやコンドロイチンとはどう違うの?」と不安になる方もいるかもしれません。
でも実際に使ってみた方々からは、「階段の上り下りがラクになった」「朝の痛みが軽くなった」との報告も増加中。
1日1粒で済むサプリも存在するので、続けやすさという点でも期待大。

大事なのは“プロテオグリカンをしっかり高配合”しているサプリを選ぶこと。
配合量や製法、非変性Ⅱ型コラーゲンの有無などを見極めて、自分の膝と真剣に向き合うのが近道です。
長年苦しんできた膝痛、原因を知ったらあとは行動あるのみ。
もし「もうグルコサミンはダメだった…」と諦めかけているなら、ぜひプロテオグリカンという新しい可能性をチェックしてみてください。
そろそろ、本気で膝をケアするチャンスかもしれません。

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